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農業技術検定3級とは?

日本農業技術検定3級は、「農作業の意味が理解できる」レベルを認定する入門的な学科試験です。 農業高校の生徒が在学中に受験するケースが多い一方、受験資格はなく、 就農準備中の方や家庭菜園から一歩踏み込みたい方も受験できます。

試験の基本情報

正式名称日本農業技術検定(運営:一般社団法人 全国農業会議所/農林水産省・文部科学省 後援)
位置づけ農作業の意味が理解できる入門レベル。学科試験のみ・受験資格なし。
試験形式四者択一マークシート。計50問/試験時間40分。
出題内訳農業基礎(共通)30問+選択科目(栽培・畜産・食品・環境から1科目)20問。
※環境系は「環境共通10問+(造園・農業土木・林業から専門10問)」。
合格基準100点満点中 60%以上(50問中おおよそ30問正解)。
合格率おおむね6〜7割程度で推移(年度により変動します)。
実施時期年2回(第1回=7月上旬ごろ/第2回=12月上旬ごろ)。
受験料(3級)一般 3,140円/団体 2,620円/団体・学生割引 1,570円(税込)。
同一検定日に複数の級を受験する場合、1,000円の割引があります。

⚠️ 日程・受験料・出題範囲は年度によって変わることがあります。受験前に必ず 全国農業会議所「日本農業技術検定」公式サイトで最新情報をご確認ください。 なお、名称の似た「日本農業検定」は別の試験です。

どんな問題が出るのか

50問のうち30問が「農業基礎(共通)」で、これは全受験者が必ず解きます。 残りの20問が、自分で選んだ選択科目1つからの出題です。 つまり得点の6割が共通分野で決まるため、まず共通を固めるのが合格への最短ルートになります。

分野ごとの出題内容

共通(農業基礎)本試験30問(必須)

全受験者が解く必須分野。土壌・肥料、作物、栽培環境、農業機械、食と農のつながりなど、農業全般の基礎を広く問います。3級では最も配点が大きい分野です。

栽培系本試験20問(選択科目の1つ)

野菜・草花・果樹などの栽培に関する分野。種まき・育苗、生育管理、病害虫、収穫・調製などを問います。

畜産系本試験20問(選択科目の1つ)

家畜・家禽の飼育に関する分野。牛・豚・鶏の品種や飼料、繁殖・衛生管理、畜産物などを問います。

食品系本試験20問(選択科目の1つ)

農産物の加工・食品製造に関する分野。発酵、貯蔵・保存、食品衛生、栄養などを問います。

環境系本試験20問(環境共通10問+専門10問)

農業と環境に関する分野。環境共通に加え、造園・農業土木・林業の専門分野から出題されます。

選択科目はどう選べばいい?

選択科目は4つのうち1つだけを選べばよく、4分野すべてを勉強する必要はありません。 早めに1つに絞り、そこへ時間を集中させるのが効率的です。選び方の目安は次のとおりです。

迷ったら、各分野の一問一答を10問ずつ解いてみて、 いちばん手応えがあった分野を選ぶのが確実です。 当サイトでは全分野を無料で試せます。

勉強時間と学習スケジュールの目安

必要な勉強時間は、農業をすでに学んでいるかどうかで大きく変わります。

3級は「知っていれば解ける」問題が中心で、複雑な計算や記述はありません。 そのため、長時間まとめて勉強するより、 短時間の演習を毎日くり返すほうが定着します。 当サイトの一問一答は10問単位で解けるので、通学・通勤中や休憩時間の演習に向いています。

試験本番で気をつけること

40分で50問なので、1問あたり約48秒しかありません。 知識があっても、迷った問題で立ち止まると最後まで解ききれなくなります。

この時間感覚は、実際に時間を計って解かないと身につきません。 当サイトの本番モードでは、本番と同じ「共通30問+選択20問/40分」の形式で練習できます。

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申込から受験までの流れ

  1. 受験方法を決める:学校などを通じて申し込む「団体受験」と、個人で申し込む「個人受験」があります。学校で受ける場合は先生の案内に従います。
  2. 申込期間を確認する:試験日のおよそ2か月前が申込期間の目安です。期間を過ぎると次回まで受けられないため、早めの確認が必要です。
  3. 申込・受験料の支払い:公式サイトの案内に沿って手続きします。
  4. 受験票の受け取り:試験日が近づくと受験票が届きます。会場・持ち物を確認します。
  5. 受験・結果通知:試験後、しばらくして合否が通知されます。

申込方法・期限・会場の詳細は年度ごとに異なります。手続きに関わる情報は、 必ず実施団体である全国農業会議所の公式発表をご確認ください。 当サイトは検定の実施団体とは関係のない個人運営のサイトのため、 申込や合否に関するお問い合わせにはお答えできません。

2級との違い

3級が「農作業の意味が理解できる」レベルであるのに対し、 2級は「農業技術の内容が理解でき、生産技術を身につけている」レベルとされ、 より踏み込んだ知識が問われます。3級が学科試験のみで完結するのに対し、 2級では実技試験も関わってきます。

将来的に2級を目指す場合でも、共通分野の基礎知識はそのまま土台になります。 まずは3級で用語と仕組みを固めておくと、次の段階に進みやすくなります。

よくある質問

農業の経験がなくても合格できますか?
できます。3級は入門レベルに位置づけられており、実務経験は受験の条件ではありません。 テキストと過去問で用語と基本的な仕組みを押さえれば、未経験からでも十分に対策できます。 特に食品系は日常生活に近い内容が多く、農業未経験の方でも取り組みやすい選択科目です。
独学でも大丈夫ですか?
3級は独学で合格している人が多い試験です。 市販のテキストと年度版の過去問題集があれば、通信講座などがなくても対策できます。 教材の選び方は教材比較ページにまとめています。
計算問題は出ますか?
出ますが、肥料の成分量や農薬の希釈倍率など、筆算で対応できる範囲のものが中心です。 計算に不安がある場合は肥料計算の解説記事で 解き方の型を覚えておくと安心です。なお持ち物の可否は年度の受験案内で定められています。
落ちたらどうなりますか?
年2回実施されているため、次回あらためて受験できます。受験回数の制限はありません。
このサイトだけで合格できますか?
当サイトには現在340問のオリジナル問題を収録しており、 知識の確認と反復練習には十分な量があります。 ただし体系的な理解にはテキストの通読が有効なので、 「テキストで読む+当サイトで解く」の組み合わせをおすすめしています。

まずは無料の一問一答で対策

出題の中心となる農業基礎(共通)の一問一答から始めるのが定番です。 ひと通り解けるようになったら、本番モードで時間を計って総仕上げしましょう。

最終更新日:2026年8月6日